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次の日、道場へ向かおうとする俺を紅竜が呼び止めた。
「黒竜先輩。新しく入部希望したい人がいるんですけど・・・どうします?
仁竜先輩や天暫先輩は構わないと言ってますけど。」
珍しいな・・・同じ竜人族だろうか・・・
「わかった。会いに行く。」
一回道場へ荷物を置きに行って、
それから紅竜の付き添いで、待ち合わせ場所に行くと・・・
「あ・・・昨日の・・・」
蛙はびっくりしていた。
それは俺も同じだ。
同じ学校だったとはな・・・知らなかった。
「先輩は、彼を知ってるんですか?」
紅竜が様子を見て、俺に尋ねてきた。
「昨日、取り囲まれていた所を通りかかってな・・・開放してやったんだ。」
俺は、この蛙を入部させる事にした。
早速道場に案内し、皆に紹介してやった。
「・・・蝦蟇と言います。皆さん宜しくお願いします。」
緊張した面持ちで、自己紹介が終了した。
その後、皆で場所を作ったりして、今日終わった。
「ふぃ〜終わった終わった。さすがに汗かいたな〜、先にシャワー浴びてくるよ。」
あらかた片付け終わると、天暫が先にシャワー室へ行った。
「先輩。お疲れ様でした。」
鉱竜は仁竜、紅竜と一緒に先に帰った。
仁竜が真ん中で、両方にWコウ・・・仲が良さそうで仁竜も幸せそうだな。
そんな姿を見て、俺は少しうらやましく思った。
「あの・・・黒竜先輩・・・シャワー使ってもよろしいですか?」
ボーっと遠くを見ている俺を見て、心配したのか蝦蟇が話しかけていた。
俺は、不覚にもビクッとしてしまった。
「んっ?ああ・・・使っていいぞ。」
俺もあんなふうに・・・と思いつつ、シャワー室へ向かおうとすると、
天暫と蝦蟇の会話が聞こえてきた。
「へぇ・・・お前、経験あるの?」
天暫がなにやら蝦蟇に聞いているようだ。
内容は・・・まあ、天暫の事だから・・・
「はぃ・・・ぁります・・・」
恥ずかしそうに答えているのが分かる。
俺は、天暫と蝦蟇の会話を聞いて見る事にした。
「そうか。そういえばお前の体柔らかそうだな・・・ちょっといいか・・・?」
「て・・・天暫先輩?」
「おぉ・・・やわらかいな。俺はこういうのも好きだぜ。」
「ぁ・・・あ・・・」
「カエルは初めてだなぁ・・・お前も、付いてないんだな。」
なにやら凄い会話だ。
話を聞いているうちに、俺のアソコが勃ってきた。
「ぉお、イイね。今、黒竜呼んで来るから・・・」
その声が聞こえると、俺はシャワー室に入った。
「お・・・ッと、ちょうど良いところにきたな。黒竜・・・遊んでいかないか・・・?」
俺の来るタイミングの良さに驚いていた。
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